2012年05月21日
「ウォールストリート式年収1億円の条件」(上)
2004年の上場以来懇意にお付き合い頂いている方に菅下清広先生がいる。
政財官各界に顔が広く、金融や株式市場のプロフェッショナルである。そんなすごい方でも年下の私に非常に気さくに接して頂けるため、色々と気軽に相談させて頂ける方。一流の方とはそのような懐の深さがある。
菅下先生といえば、ここ数年出版する本が常にベストセラーゆえ、書籍を読まれた方も多いであろう。新刊本の一冊が「ウォールストリート式年収1億円の条件」である。
菅下先生の大学バイト時代から今に至るまでの経験談を中心に、どのような心構えで成功を勝ち得てきたか、そのノウハウが存分に披露されている。これは全てのビジネスマンに共通する法則と言える。
例えば、
・年収1億円を稼げるか否かは本人のちょっとした意識にかかっている
・最初にラクをすれば成功の可能性はぐっと低くなる
・あえて自分を厳しい環境におく「先行投資」という考えが重要
・相手のために情報収集すると自分のステージがどんどん上がる
・成功するための必須条件は「自分がやりたいと感じる仕事」に就くこと
・本物の一流は過酷な競争とそれを勝ち抜く努力から生まれる
・未来予測に実践が伴わなければ何の価値も発揮しない
など。
若い社会人は是非気軽に読めるのでお勧めする。あまりに軽いタッチゆえに「なんだ簡単だな」と思ってしまうが、私から菅下先生を身近で見ていると、とにかく幅広い世界の人達とどんどん会われている。底抜けの明るさと、その行動力。そして引き出しの多さとその裏に地道な勉強。文章では軽く書かれている本質的ポイントをしっかりと地に足着けて実践されているところに一流を感じる。
もう一つ菅下先生の書籍には楽しみ方がある。
同封されている広告である。例えば菅下先生の投資に役立つ情報をCD9800円(3カ月)で取得できるサービスや有料講演情報などがあり、単に本を売るだけで終わらせず、2次的、3次的に収益を上げる仕組みを構築している。
菅下先生の書籍はほぼ全てベストセラーだが、その火付け役になったのは明らかにフォレスト出版であり、長倉氏である。編集者としての感性と同時に、ビジネスセンスの高さも感じる。
例えば、ベストセラーにする際、作家探しから口説くこと、そして売れる題名や内容編集が重要であることは言うまでも無い。通常の編集者はここで終わり。その上に何層にも儲けるモデルにチャレンジし、構築している点がすごい。
我々も常に従来からのビジネスモデルを当たり前と思わずに、新たなモデルを追求し続けねばならない。自分でビジネスモデル自体を構築して、まさに一流のビジネスマンと言えよう。
