2013年06月17日

オプトの歴史と逸話40~Y!直販部隊の衝撃

2002年頃代理店業界に激震が走った。
ネット最大手メディアであるヤフーが広告主へ代理店を介さず営業する直販部隊を組成したのである。

最大手メディアヤフーが直販を始めるということは、代理店の存在意義が問われる重大事件。直販部隊チームは元リクルートでバリバリの営業経験を持つ方々で、まさに戦々恐々だった。
 

しかし、結果は半年を待たずヤフーが直販部隊を解散し、撤退した。
 

理由はいくつかあるが、最大の理由は「広告主からすればメディアは多数ある」という点。広告主は数あるメディアから最適メディア、スペース、手法を選びプロモーションを行なうが、代理店が間にいれば代理店とだけ打ち合わせをすれば済むが、メディアと付き合うとなれば多数のメディアに労力を割かねばならない上に、全体プランを理解しないメディアと付き合わねばならない。これでは非効率極まりない。

この事件後、ヤフーは逆に販売実績の高い代理店との親密な関係整備に舵を切り、オプトもヤフーとのパートナー関係強化に取り組むようになる。


後に、クライアントの中にも代理店を介さず検索広告を自社運用したり、ハウスエージェンシーを設立し代理店フィーを払わない会社も出てきた。しかし、今ではほぼ全ての会社が代理店に運用を任せるようになっている。これは、日進月歩の技術や
最新情報、数多くの運用事例やノウハウを保有している代理店に任せた方が、結局は良い成果が出るから。代理店をはずしたクライアントには情報や技術が集まらなくなり、その結果、プロモーション効率が落ちていく事例を何社も見た。


結局は、餅は餅屋なのだと思う。



hachio88 at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)OPT創業物語 | マーケティング